2006年08月23日掲載

NMITはメルボルン市内を含め7つのキャンパスがあります。一般英語から始まり、幅広いTAFEの専門コースを用意していて、国際課を中心に留学生にも親身な指導をしています。中でも一番ユニークなのが今回の「競馬コース」。といっても賭ける側ではなく、馬の世話から始まり、トレーナーやブリーダー、ジョッキーを目指すための本格的なコースです。その導入ともいえる6ヶ月のサティフィケート3では、まず馬の扱い方を学びます。これまで全く馬に関わりのない人でも最初から指導してくれるそうです。
というわけで、今回は国際課のコリン先生の案内で郊外のエピング・キャンパスを訪問しました。コーディネーターのフィル先生の歓迎を受け、校舎の一つに入って、まずびっくり。なんとなく土臭いなと思ったのですが、ドアを開けたらそこは屋内牧場。大きな牛が草を食んでいました。その奥にフィル先生自慢の乗馬マシーンがあります。1台は通常の乗馬用で脇腹部分を上手に蹴ると動き出します。もう1台は競走馬仕様です。ジョッキーを目指す人は、まずここで十分な練習を積んでから馬に乗ります。
さていよいよ車で20分先の牧場に出発です。キャンパスは駅前にあって周囲は住宅街でしたが、走り出すと間もなく一変し、のんびりとした田園風景になります。学生のためには毎朝バスが出ているそうです。牧場は200エーカー、その横に更に600エーカーの森林があり、カンガルーがたくさんいて、本格的なパドックもあります。
牧場ではジョッキーを目指す学生たちが颯爽と馬を走らせていますし、厩舎には先週生まれたばかりの子馬もいます。どのスタッフも学生も目が輝いています。大自然に囲まれ、好きなことをやっているからなんだと思いました。都市では体験できないもう一つのオーストラリアがこんなに近くにあるなんて驚きです。
新入生は、まず馬の安全な扱い方、ケガの診断方法などを学びます。サティフィケート3を終える頃には馬に十分に慣れ、牧場で働いたり、ジョッキーになったり、トレーナーになったりという将来の夢が膨らみます。山の見える教室ではサティフィケート4の学生が講義を受けています。この学生たちはトレーナーの資格を取る準備段階です。気さくなジョナサン先生は、現役のトレーナーで競技にも出ているそうです。「このコースに入ればもう二度と都会の喧騒の中で暮らさなくてもいいんだよ」と一言。それはステキかも…。
この牧場で生まれた馬がブリスベンのレースで勝ったり、2年前の卒業生がトレーナーとしてフレミントンのレースで優勝したり、実績も着々と上がっています。オーストラリアならではの体験にはぴったりのコースです。



学生さんに聞きました「NMITってこんな学校!」
マーカス・ユーさん:入学して1年半
「出産から医学、調教、レースも含め、馬についての全てが学べてとても面白いです。設備が大規模でプロフェッショナルです。こんな学校は他にありません。クラスメートも先生もフレンドリーで、英語の弱さも助けてくれます。」
NMIT ノーザン・メルボルン・インスティテュート・オブ・TAFE
NMITはメルボルン市街を中心として半径 15キロ以内に広大な5つのキャンパスをもち、現在45ヶ国からの留学生を含む3万人以上の学生が学んでいます。各キャンパスともそれぞれ異なった特色ある近代的施設を整えており、学校が提供する幅広いコースに対応。中でもエッピングキャンパス近くにはNMITが所有する農場、ワイン畑があり、ワインメーキング等実践的なトレーニングは内外の業界から高い評価を得ている。
主なコース: 音楽/芸術/科学/環境/建築・設計/工学/園芸/動物/健康・福祉/会計/マルチメディア/ホスピタリティー/ヘアドレッシング/ビジネス・経済/パティシエ/デザイン/ツーリズム/チャイルドケア/スポーツ/クッカリー/インテリアデザイン/IT・コンピューター関係

