2006年08月22日掲載

現在の学校またはコースを選んだ理由は何ですか
現在のコースを始める前は、Holmesglen Institute of TAFEで1年程、デザイン・ ドラフィティングのコースで建築設計を学んでいましたが、なんとなく自分に合わない 気がしていたので、同じくHolmesglen Institute of TAFEのDiploma of Buildingのコースに変更しました。建築に関することにずっと興味があり、日本でも建築を学び、 建築会社に勤めていた経歴があります。高校時代には園芸高校に通い造園設計を学び、その後は専門学校で建築を学びました。卒業後は設計会社に3年程勤めていました。ですから、現在のコース選択には、過去の経歴と僕自身のいまだ消えない建築への興味が影響していると思います。
現在通っている学校に入学するまでの道のりは?
現在のコースの前には、同じくHolmesglen Institute of TAFE の語学学校に通って、約3ヶ月勉強しました。日本では、1年程、週に1度・1時間の英会話に通っていました。でも週1度ですし、それほど真剣に学んでいたわけでもないですから、渡豪の際役に立ったかといえば、それほどでもない気がしますね。
あとは、渡豪半年前に自宅にイギリス人のホームステイを受け入れていたので、彼との コミュニーケーションで毎日英語を使っていました。最初は1ヶ月の予定だったのですが、 気がついたら半年一緒に住んでました。その当時は彼も日本語を全く話せなかったので、その期間は毎日英語を使っていました。たぶん、それが英語力の伸びた一番の理由でしょうね。
その彼も、日本在住4年目、今では日本語も上手くなって「お好み焼き大好き。お好み焼き食べに行こう。」なんて言っていますね。
語学学校の時は、生徒もみんな留学生で、英語に対しては同じ境遇ですから、あまり苦労した記憶はありませんね。間違っていても何だか理解し合えたりとか、間違っていても恥ずかしい思いもしませんし。でも、TAFEに入学してからは、オーストラリア人学生と同じように学ぶわけですから母国語でない留学生には、やはりハンディーキャップはあると思います。
実際、オーストラリアで使っている英語は、イギリス英語をベースとしたオーストラリア英語なので、日本で学ぶ英語のアメリカ英語とは違いますからね。しかも、クラスメートが話す英語は日常英会話なので語学学校で学ぶ英語ともまた違いますし、コースが始まった当初は、やはり戸惑いました。間違った英語では理解してもらえないし、「何言ってるかわからない。」って面と向かって言われたりもしましたしね。今では、かなりマシになりましたけど「発音が悪すぎる。」とか言われて、よく直されましたよ。彼らは、アクセントの違う英語を聞きなれていないこともあると思いますけど、でも、その分、英語力は断然伸びます。
学校生活で楽しいこと、大変なことを教えて下さい。
今、大変なことは、課題ですかね。山のような課題をどうやって切り抜けるか、スケジュール管理が大変で、学期末の課題提出に追われているときは辛いですね。
あとは、先程の話と重複しますけど、以前は英語でも苦労しました。でも、それは時とともに解決した感じですね。長く一緒に過ごしていくと相手の言っていることがだんだん解りやすくなってくるじゃないですか。日本語でも、聞き取りにくい人っていますよね。声が通らない人とか、小さい人とか。英語もそれと同じでクラスメートが僕の英語に慣れたっていうのかな、一緒にいるうち解り合えるようになったんです。
授業の中には、今でもまだ解らない事がありますけど、クラスメートに聞いて教えてもらっています。前に一度、積算の仕方が何度聞いても解らなくて、クラスメートの家まで行って教えてもらったこともあります。そうやってクラスメートと打ち解けるようになって、休日一緒に飲みにいったり、遊びに出かけるようになって、学校生活も一段と楽しくなったし、生活も広がりました。バーに行ったり、ビリヤードに行ったり、フッティーを見に行ったり、日本で学生をしていた時と同じような気分で生活できるようになったとでも言うのかな。オーストラリア人の学生と同じように、オーストラリアでの学生生活を満喫しています。
TAFEで学ぶこと良さは、オーストラリア人のクラスメートと一緒に過ごせることです。彼らの生活と文化を知ることができる良い機会ですし、あとは、なんといっても英語上達への早道になります。遊んでいても、会話は英語ですからね。
ホームステイまたはシェアハウスでの生活はいかがですか
渡豪当初は、約9ヶ月イギリス人の家庭にホームステイしていました。家族構成は、ホストマザーと娘、僕の他に、インドネシアから来ている学生が2人いました。初めてのホームステイでしたが、特に問題も無く快適に過ごせました。やさしいホストマザーで、洗濯や掃除をこまめによくやってくれましたね。今でも、近くに住んでいるので、たまに電話したりしています。
その後は、当時のクラスメートの香港人の男の子とフラットを借りて、1年間一緒に住みました。今は、フラットにインドネシアの男の子と2人で住んでいます。
ホストファミリーやシェアで生活することに、不便さなどを感じたことはありませんね。不便さなどを感じた場合、おそらく原因はコミュニケーション不足からきていると思うんですね。何か不自由なことがあった時、何か問題があった時は、すぐに話す、面倒がらずに相手にきちんと伝える努力をすること。話し合いをしなければ、相手のことがどんどん解らなくなって、さらに問題は悪化する。これは英語力に関わらず、英語が喋れなくてもなんとか伝える努力をする。そうしないと、自分も気分良く過ごせなくなって、だんだん辛くなってきてしまうと思うんです。あとは、何かを共同で作業する。例えば、洗濯や掃除や料理を一緒にする。そういう事を一緒にすると、コミュニケーションが図りやすくなると思います。あとは、たまには一緒に出掛ける。シェアメイトとうまく生活するには、友達になることが一番だと僕は思います。
日本人と共同生活した場合は、同じ言葉を喋り、同じ文化を持つので、生活はしやすいと思います。けど、他の国の人の場合、今まで知らなかったいろいろな話も聞けるし、異国の文化も学べるし、家でも英語が使える、学べることも僕は多いと思いますね。
休日には何をしていますか
今年が最終学年で、今は授業が週に3日間あるだけなんですね。なので、授業のない週2日はアルバイトに行っています。僕の専攻がBuildingなので、これに関係してってほどでもないんですけど、リノベイターをしています。日本でいう改築作業ですね。日本人は僕だけなので、アルバイト先でも、これまたオーストラリア人に混じって、英語と文化を学びながら、楽しく働いています。
週末は、もっぱらゴルフに行っています。週一度は確実に打ちっぱなしには行きますね。オーストラリアに来て始めたのですが、始めて1年半ぐらいになりますね。安くできるから、というのも一つの理由なんですけど。あと、僕にはいとこがいまして、その中の一人がやってきた事は、常に何でも真似してきたんです。今までも、スキー、スキューバーを彼が始めたおかげで、僕も何故か始めてまして、たぶん、彼は僕の憧れなんですかね。
以前は、香港人のチームに入って、サッカーもしていましたけど、今は、ひたすらゴルフですね。あとは週2回、学校のジムに通っています。学校のジムなので、安いですしね。夏は、公共のプールにも通っています。スポーツが好きなので、オーストラリアのスポーツ環境を満喫しています。
留学生活(卒業)後の目標や将来の夢を教えて下さい
今のコースは、あと半年で卒業で、卒業後は大学に編入します。大学では、今と同じBuildingを学びます。大学卒業後は、オーストラリアで就職したいですね。もちろん、学んだことを生かした職業につきたいと思います。卒業して、日本に帰国して就職するのもよいと思うのですが、自分にとってはあまり意味がないと思いますから。先はどうなるか解らないけど、現状では日本に帰って働くことは考えていません。その後は、できればオーストラリアの永住権を取得したいですね。オーストラリア以外で就職するとしたら、ニュージーランドも良いかなとなんとなく思っています。
では、最後にMTSCを利用した感想を教えて下さい
最初は、日本から直接Holmesglenに英語で問い合わせのEmailを出したんです。ただでさえ英語での手続きに不安があるのに、僕の場合は日本にいましたからね、不安で仕方ありませんでしたよ。そしたら英語で書いたのに、日本語で返信があったんです。そのメールがMTSCからだったんですね。学校の担当者が、日本語で対応できるよう気を利かせてくれたんでしょうね。英語で手続きをしなくてはいけない不安が一気に解消されて、本当にほっと一安心しました。それからは、日本からMTSCに日本語でEmailなどで連絡を取り合って、入学やホストファミリーの手続きをしてもらいました。
MTSCを通して入学手続きをしたとしても、通常の学費と同じで、手数料も一切かからないし、何と言っても留学先のオーストラリア現地に事務所があることが安心でしたね。留学を決めたけど、正直行って現地の様子を全く知らなかった僕にいろいろと情報を提供してくれて、安心させてもらえたのは大きかったです。
| 家賃(光熱費込み) | $650/月 |
| 食費 | $400/月 |
| 交際費 | $200/月 |
| その他 | $100~150/月 |
井上 隆さん Holmesglen InstituteでDiploma of Buildingを学んだ井上さんに、留学生活や今後の目標について伺いました。
ホルムズグレン・インスティテュート・オブ・TAFE 付属語学学校
<チャドストンメインキャンパス> 一般英語コースは、初級から上級まで4つにレベル分けされており、クラスは15クラス程度に分かれている。どのレベルも、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティング、全てのスキルをトータルに伸ばせるカリキュラムが組まれており、進学希望者はもとより、短期でも英語力を伸ばしたいという学生にもお勧め。経験豊富な教師陣が揃っており、授業内容にも非常に定評がある。
主なコース: 一般英語/専門英語/ビジネス英語/進学英語


