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オーストラリア留学 MTSC


語学留学体験談: Cambridge International College 一般英語コース

2006年08月22日掲載

メルボルンのCICで英語を学んだ山田さん

最近は脳細胞が音をたてて壊れている様で、親しい人の名前でも中々口に出てきません。情けない思いをしております。英語の単語など覚えられるわけがありません。この間も女房が「お父さん英語で消しゴムを何と云うか知っている?」「知らん」「eraaserよ」「ホッチギスは?」「そらホッチギスやろ」「残念stapler」「では、はさみは?」「やけくそでカッター」「違うscissorsよ」

何度も同じことを聞かれて答えられないのが悔しいから覚える努力はするのですが、すぐに忘れます。消しゴムの「eraser」はなんとか覚えたのですが「stapler」「scissors」が頭に入りません。そこでstaplerは「テンプラ」「scissors」はローマ時代の政治家ジュリアス・(シーザー)と覚えることにしました。

数日後女房が「お父さん消しゴムなんというの?」「イレーザー」「ホッチギスは?」「ステップラー」「はさみは?」「え~とカエサル?クレオパトラ?ポンペイウス?ブルータス?アントニウス?」どうしてもシーザーが出てきません。困ったものです。もう一度古代ローマ史読み直します。

私がメルボルンで過ごした9月・10月の2ヶ月は、見る物全てが新鮮で興味深い物でした。

最初に驚かされたのは気候と服装です。メルボルンの9・10月は、日本で言う早春の頃で、日本では冬から春にかけての季節の移り変わりは三寒四温を繰り返し春になるのですが、メルボルンではそんなに生易しいものではありませんでした。

日が暮れると冷たい南風?が吹き、街で出会う人もコートの襟を立て足早に去って行きます。鍋と熱燗が恋しくなる冬の風景です。でも路上のカフェでは薄着半袖の若者がカプチーノを楽しんでおります。

なま暖かい北風が吹く、日中などは、青い空に太陽は元気に輝き、少し歩くだけで汗ばみます。街はTシャツの姿の若者であふれております。中には厚手の冬服姿の人も良く見ます。今冬・夏?道の街路樹のふもとにはタンポポが咲いておりますどうやら春のようです。

メルボルンの人は「1日の中に四季がある」とは良く云ったものだと感心しました。

果物や野菜はどれも新鮮です。日本の果物達はポリウレタンの皿に乗せられラップでとめられ大人しく並んでおりますが、ここではどれもが自己主張しているように見えます。その上日本では見たことのない直径が20cmもあるCeleriacの根、Squash button goldと書いてある野菜、どうして食べるのだろう興味は尽きません。

メルボルンに来て、一番感じたことは、メルボルンの人は親切だと言うことです。道で地図を開いていると必ず「Can I help you」尋ねていただけます。知らない人でも挨拶すれば必ず笑顔で挨拶されます。「爪きり」を買った小さな店でも別れ際には、「Have a good day you guy」と可愛い店員さんに挨拶されました「Thank you」と云ったがこれで良かったのかな?

英語が少しでも理解できればどんなに楽しいか。「よし英語を習いに行ってみよう」何と云う単細胞。MTSCのお世話で2週間学校に入学しました。教室にはコロンビアの人・タイランドの人・韓国の人・イタリアの人・日本人・私を含めて7人。二十代の若い人ばかりです。

外国では名前で呼ぶことになっておりますので、私もコウジ(光二)になるわけですが、私はこの歳になるまで何千人の人と会いましたが、コウジと呼んだのは両親ぐらいで、そこで私は日本では年寄りのことをジジ(爺)と言うので私のことをJiJi(ジジ)と呼んでくれと言いました。

ジジは呼びやすいらしく昼食時など沢山の人にジジと紹介されました。食堂ではタイの人から貰ったタイチャーハンの味?韓国の人から貰ったヌードルの味どれも美味しく1番楽しい一時でした。

Laura先生は出来の悪い私に、あきらめもせずジェーチャーをまじえて懸命に教えて頂きました。熱意だけは伝わってきますが、英語はさっぱり伝わってきません。勘だけが頼りの世界です。

授業中も先生は次々と生徒に質問されるのですが何を質問されているかが分かりません。友達の答えを聞いて、問題を推測して答えを考えます。「過去形の動詞を使って文章を作れと云っているのか」私の当たるまでに、頭の中にある単語を呼び出し文章にします。それでも外れることのほうが多い様です。先生も気遣われてか私には優しい問題を出してくれているようです。2週間目になると少しは慣れてきました。

たまに私が正解しますと「Very Good」誉めていただけます。中でも二つのグループに分かれ友達からヒントを聞いて、どちらが速く単語を答えるかと云う授業があるのですが、私が正解すると皆が大拍手、英語ってこんなに楽しいの? 相変わらず先生の言っていることは分かりませんが、気持ちだけは充分に通じます。

Laura先生と仲間達との出会いは僅か2週間でしたが私にとっては最高の財産になりました。

数週間後中華食品の材料を売っている店で、クラスの若いタイの娘さんに偶然で会いました。思いがけない出会いなので、自分の歳も忘れて手を取り合って再会を喜び会いました。彼女のタイ訛りの英語と私の単語を並べただけの英語。通じた単語は数個だけ?それでも満面の笑顔で話をしております。

「言葉とは何なのか?」考えさせられました。人間が最初に言葉を使い始めた頃は数少ない単語で、今よりも、もっと互いに心を通じ合っていたかもしれません。今では言葉が情報伝達に大きな役割を果たすようになって来ましたが、本来言葉が持っていた重みが失われて来たように思います。

私は2週間の言葉の通じない世界の経験から、自分を伝え、他人を知るということは、まず心をどう伝えるかどうか、心が通い合うのは顔・目・手・体と数少ない単語の中に思いを込めて語ることのような気がします。言葉とは何か?もう一度考えてみる良い機会になりました。

この「英語病」?は日本に帰って5ヶ月たっても続き、壊れかかった脳みそと戦いながらメルボルンの学校で使っていた教科書を楽しみながら勉強しております。

「自分から何かを始めなければ、何も始まらない」これは2ヶ月のメルボルンの生活で感じたことです。老後ん生活の指針となるようです。

山田光二さん メルボルンのケンブリッジ・インターナショナルに2ヶ月の語学留学を体験。帰国後に感想を送ってくださいました。

留学タイプ
語学留学, シニア留学
エリア
メルボルン

ケンブリッジ・インターナショナル・カレッジ メルボルン校

CICの英語コースは初級から上級に分かれ、文法をベースにしながらも毎日の生活に必要な "使える英語"に重点をおいた授業内容となっている。リスニング、スピーキングに力を入れたい人には最適である一方で、高いレベルのアカデミックコースも新たに展開している。現在は32カ国から約300名の学生が学んでいる。

主なコース: 一般英語/英語教師/試験対策/ビジネス英語/進学英語

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この体験談の学校情報



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