2006年08月23日掲載

幅広い専門コースと最新の設備を誇るNMIT。なかでも今回紹介する「コマーシャル・クッカリー」を含むホスピタリティーは、実習用のキッチンがメルボルンで開かれる料理コンテストの会場として利用されるほどの充実度。これまでのプレストン・キャンパスに加え、今年からコリングウッド・キャンパスにもコースがオープンしました。
市内中心部から北へ約10分。古いながらも趣のあるショップやレストランの並ぶスミス・ストリートのなかほどに校舎があります。
キッチンを備えた教室は、見晴らしの良い3階にあり、眩しいほどに磨かれたステンレスの調理台の間を、白衣の学生達が忙しそうに動き回っています。7月末から実習用ビストロをオープンしています。
「今日は、ビストロ用ランチのシュミレーションをしているんですよ」。人懐こい笑顔で迎えてくれたグレッグ先生は、ヨーロッパやオーストラリアで5スターホテルのシェフを勤めた後、NMITで教鞭を取るようになって10年目のベテラン。
コースではヨーロッパ流の調理技術に則って、フレンチ、イタリアンなどの伝統的な料理とアジア料理を半々で学ぶそうです。この日調理台でおいしそうな香りを放っていたのは、チキン・ローストとオッソ・ブッコ。どちらも$6.50という信じられない安さでビストロのメニューに並んでいます。
ビストロは平日のランチタイムに一般にも開放されていて、インドカレーや寿司まであり、学生同様に国際色豊かな本格的メニューが月替わりで提供されます。
給仕台で仕切られた明るく近代的なキッチンの向こう側には、エスプレッソ・マシーンやクロスのかかったテーブルの並ぶ、落ち着いた雰囲気のダイニングが広がっています。
クラスはビストロ実習の際に半分に分けられ、週2日ずつ交代で、キッチン担当の「Back of House」とダイニング担当の「Front of House」を経験しながら、現場でもっとも大切とされる「オーガナイゼーション」を学ぶということです。
コマーシャル・クッカリーは2年コース。1年目の最初の半年はナイフの使い方などに始まる調理の基礎、残りの半年は実際にビストロに来るお客様に対して調理・給仕するという「調理の実践」を、2年目では人事や財政を含めた「マネージメント」を学びます。
コース終了後は、どこの国でも通用するスキルを身に付けているので、地元のレストランや他国のレストランで働く学生、自国に帰ってシェフになる学生と様々です。
グレッグ先生の「食べ物に情熱を持って」という指導の下で巣立っていったシェフたちの、熱い熱い料理を食べたいと思いました。
学生さんに聞きました 「NMITってこんな学校!」
松崎 詩乃さん 入学して6ヶ月
「人に食べさせ、喜んでもらいたくて」、ホスピタリティーという専門分野が有名なオーストラリアで学ぶことにしました。先生方はフレンドリーで、和やかな雰囲気での授業が気に入っています。コリングウッド・キャンパスを使う最初の学生なので、キッチンがピカピカで嬉しいです。
猪口 茂和さん 入学して6ヶ月
先生方はユーモアがあって、学生を楽しませながら授業を進めていくのが魅力です。そして何よりも、料理を覚えられるので実生活でも役に立ち、授業のたびに新しい発見があります。宿題にはエッセイやリポート提出もあるので、料理だけでなく英語の勉強にもなりますよ。
NMIT ノーザン・メルボルン・インスティテュート・オブ・TAFE
NMITはメルボルン市街を中心として半径 15キロ以内に広大な5つのキャンパスをもち、現在45ヶ国からの留学生を含む3万人以上の学生が学んでいます。各キャンパスともそれぞれ異なった特色ある近代的施設を整えており、学校が提供する幅広いコースに対応。中でもエッピングキャンパス近くにはNMITが所有する農場、ワイン畑があり、ワインメーキング等実践的なトレーニングは内外の業界から高い評価を得ている。
主なコース: 音楽/芸術/科学/環境/建築・設計/工学/園芸/動物/健康・福祉/会計/マルチメディア/ホスピタリティー/ヘアドレッシング/ビジネス・経済/パティシエ/デザイン/ツーリズム/チャイルドケア/スポーツ/クッカリー/インテリアデザイン/IT・コンピューター関係

