2006年06月28日掲載

目標を持って挑戦していけばきっとできるし、
たとえ失敗してもそこから得るものはとても大きい
大学時代のゼミの先生の言葉と
就活時に感じた英語の必要性から渡豪
「海外に出て見聞を広げなさい」。今は某大学の学長になられた先生から当時、口をすっぱくして言われたことが海外に興味を持ったきっかけでした。また就職活動の時、英語力不足から入社したかった外資系企業にアプライできず悔しい想いもしたことから"いつか海外へ"と思い、働いてお金を貯め、そしてワーホリとしてオーストラリアに来ました。
ワーホリを選んだのはこの広大な大地を旅してみたかったから。オーストラリアは多民族国家なので暮らしやすそうだということ、それに日本で見たグレートオーシャンロードを走る車のCMに魅せられて"いつかこの道を自分のクルマで走ってみたい"と思ったので決めました。
マイカーで一人、オーストラリアを一周
大きな自信になった3ヶ月間の旅
そうして約2年前、ワーホリで来てすぐにクルマを購入。3ヶ月後には夢だったグレートオーシャンロード走破を含む全土一周の旅をスタートしました。ゴールドコーストを基点にニューキャッスル、シドニー、メルボルン、アデレード、パース、ダーウィン、ケアンズ。グレートオーシャンロードは本当に気持ち良かったですが、旅の道中はやはり過酷でした。 10月という暑いシーズンだったため、走り続けて風を入れないと車内は蒸し風呂状態に。一周する間にクルマは都合5回も故障しました。あるときは近くの街まで50kmもある辺鄙な場所でストップ、英語もうまく喋れないのに必死に場所を説明してはRACQ(日本のJAF)を長時間待ったことも。修理代を稼ぐためピッキングもしました。毎朝目が覚めたとき、ちゃんとエンジンがかかるか不安でしたね。
バックパッカーがある街ではそこに宿泊、なければテント暮らしか野宿生活です。いろんなバックパッカーに泊まっていろんな国の人と出会い、英語を通してコミュニケーションしたり夢を語りあったり。みな旅人だからすぐに打ち溶けられました。別れた後ブリスベンで再会したり、今でも連絡を取り合ったりしています。
この旅を通じて本当にたくさんのことを学びました。それぞれの場所に魅力があるし、新しい発見もある。皆さんにもリアルなオーストラリアを体験して欲しいですね。やり遂げたときの充実感と自信は必ず大きな宝物になりますから。
大学院に進んでビジネスを学び
世界中を相手にのびのび働きたい
International businessコースには約30のサブジェクトがあり、最初にITの知識を身につけ、ビジネスの基本を勉強しました。例えば、いかに職場で安全に働くかといった初歩から、マーケティングで市場調査をして商品ニーズを見極めるなど、卒業したら即戦力になれるだけの内容を実践的に学びます。
苦労しているのは、もともと弱いリスニング。クラスの大半がオージーなので、先生の話すスピードもネイティブそのもので聞き取れないことも。アサイメントも多くて大変です。実は入学前にTAFEかここのどちらにしようか迷ったとき"短い期間で集中して勉強できる"というのが決め手になったのですが、実際本当に集中型なので、すごいときは寝る以外は勉強になってツライです。
英語を使ってさらに何かを学ぶことは、英語が母国語でない僕たちにとってとても難しい。でも目標を持って進めばできると思うのです。たとえ後悔、失敗してもそこから得るものはとても大きいはず。お互いに目標を持ってがんばりましょう!
バックパッカーで仲良くなった
世界の友達との記念の一枚

旅の途中のパースのバックパッカーで親しくなったドイツ人、アイルランド人、ベネズエラ人、スウェーデン人と撮った写真。あの楽しくもあり挑戦でもあった旅が今の自分の自信にもつながっているので、これを見るとその時を思い出し、悩み事もちっぽけに思えてくるので。
インタビュー後記
勉強だけが留学じゃない、ということを改めて教えてもらいました。英語もスキルも手段として得ておくのは大切だけれど、それは核心じゃない。さりげない彼の話ぶりも心地よく印象的でした。


