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留学エージェントの学費ディスカウントについて

[質問] 学校の授業料支払いですが、エージェントを利用すると授業料の割引(ディスカウント)特典を受けられると聞いたことがあります。メルボルンには、ディスカウントをするエージェントはあるのでしょうか?

授業料をディスカウントするエージェントはメルボルンにも存在し、その存在が留学生に影響を与えています。もともとは、シドニーを中心に基盤を持つアジア系エージェントが日本人学生獲得の為に行った手段です。 学校の授業料が安くなることは学生にとってはありがたい話に聞こえますが、利用した学生がトラブルに遭った例も確認されており、オーストラリア留学産業の危機に発展する可能性も秘めているといえます。

ディスカウントエージェントを利用した学生がトラブルに遭った例

数年前よりディスカウントエージェントを利用した学生がトラブルに遭う例が報告されています。

1.日本人を雇っているアジア系留学エージェントにて、ディスカウントをしていると聞いた学生がそこで入学手続きを行った。メインコースの1年分の授業料をそのエージェントに支払って希望の学校に入学したのだが、後期分の授業料をエージェントに横領されてしまい、学校から支払い請求が送られてきた。学生はエージェントに後期分の支払いを求めて訪問したが、既にエージェントは逃げた後だった。

2.有名語学学校の授業料がディスカウントされると聞いて、ディスカウントをしているエージェントに手続きを依頼した。しかし、語学学校の調査によってディスカウントの事実が発覚、そのエージェントは学校との取引が停止となった。学生は、希望の学校へ入学することができなくなってしまった。

良識のある学校は、ディスカウントを受け付けない

ビクトリア州の大学やTAFE等はディスカウントを行うエージェントの監視をし、公正な授業料が提示されるように勤めています。ディスカウントの事実が発覚した場合、エージェントとの取引停止や学生の入学取り消しなどの処分を行う場合があります。学校がディスカウント行為を黙認すれば、将来的にオーストラリア留学産業を破綻させる可能性を見通して強い態度で挑んでいるからです。オーストラリア留学産業の将来を危惧する良識のある学校と優良なエージェントとの間で情報交換を行い、エージェントによるディスカウント行為の防止に努めています。

留学エージェントとは?

留学エージェントの経営は、留学生を各学校に紹介し、その委託手数料(コミッション)によって運営されています。政府から補助を受けている訳でもなく、ボランティア団体でもありません。留学エージェントになる為には、特別に資格や検定が必要ではないのです。そのため豊富な経験と確かな情報を提供し、学生の信用を第一に運営される留学エージェントが存在する一方で、授業料のディスカウントを行って学生獲得を目指すエージェントも存在します。

エージェントが学校の授業料をディスカウントすれば、学校からのコミッションの収益幅を下げる事になり、経営を圧迫します。その負の影響が、サービスの質の低下として跳ね返ることが考えられ、最悪の場合は左記例のようなトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

大切な留学生活が大きなトラブルに発展しないよう、専門的な知識を備えた経験豊富な信頼できるエージェントで学校手配を行うことが最大の自己防衛になります。

オーストラリア留学のヒント