- 掲載日: 2006-10-01
- 出願・手続き
[質問] 来年の2月に向けて、今からIELTSを受験しようと思っています。まだ間に合いますか?
10月にいただいた質問ですが、はっきり言って、かなり危険な状態です。毎年11月から1月までは非常に混み合う時期で、受験予約が非常に困難になってくる可能性があるからです。2月入学を予定しており、IELTSスコアが必要な方は、すぐにIELTSの受験を予約しましょう。
IELTSって?
まずはIELTSについて簡単におさらいしておきましょう。IELTSはオーストラリアの教育機関への進学をする際に必要になる英語力判定試験のこと。試験内容は「Listening(約30分)」「Reading(60分)」「Writing(60分)」「Speaking(11~14分)」の四つで、Academic と General Training の二つのフォーマットがありますが、基本的に大学やTAFEの入学条件にはAcademicのスコアが必要です。
どんな勉強をすればいい?
「学問に王道なし」とはいうものの、IELTSはかなりクセの強い試験なので、合理的な勉強が勝敗を決めます。
まずは「Listening」ですが、日頃からラジオなどを聴きながら、回答のヒントとなるような言葉を即座にメモできる訓練をしておくこと。
「Reading」は、限られた時間で膨大な長文を相手にするため、新聞などの長文を読みこなすクセをつけることが大切。
「Writing」は、本番では論点のアイデアよりも「文章量を書くこと」が大切なので、とにかく「書く」。試験官が読みやすいよう、綺麗な文字で書くことも大切です。
「Speaking」に関しては、表現方法を身に付けることがポイントとなります。
今から間に合う勉強法は?
前項でも触れましたが、合理的な勉強法が勝敗のカギ。語学学校などで開講している「IELTS対策コース」に通うのが一番の近道です。授業はIELTS受験のためなので、無駄がありません。しっかり勉強したい人のためのフルタイムコース(日中)から、学生、社会人に嬉しいパートタイムコース(夜間)まで、様々なコースが開催されています。
これから受験するのに気を付けたいことは?
毎年これからの時期は受験者が殺到する傾向にあります。とくに、これまではIELTSを一度受験すると3ヶ月先まで再受験できなかったものが、今年の5月から制度が変わり、受験後1ヶ月でも再受験が可能になりました。しかし、再受験の期間が短縮されたことで、受験できる機会は多くはなったものの、限られた日数の試験日に多くの予約が殺到してしまい、受験するのに数ヶ月待ちという事態が発生しています。今予約を入れても、希望日の希望会場が満員ということもありますが、運良くキャンセルが出れば受験できる可能性もあります。メルボルンではモナッシュ大学、NMIT、RMIT、ホーソンランゲージセンターと、四つの会場があるので、各会場に出向いて空席状況を確認するのが最も確実な方法です(インターネットの空席状況はアップデートが遅れがちなため)。
何か「隠しワザ」はないの?
IELTSスコアなしで大学へ進学するには、大学付属の語学学校からの「ダイレクト・エントリー」という方法もあります。
これは月に一度の決められた入学日から希望大学付属の語学学校に入学し、英語のレベルが入学条件に達すればIELTSのスコアなしでも進学できるというスグレもの。もちろん学校やコースによってはこの方法が認められないこともあるので事前に確認を。
また、メインコースの入学時期は2月、7月など決まっているので、タイミングが悪いと翌年まで入学を待たなければならない、といった事態を招いてしまいます。これはあくまでも隠しワザなので、やはり余裕を持って準備、出願、受験をするのが望ましいといえます。
